ライブをしました

 
 今日は所属する軽音楽サークルの定例ライブで、イースタンユースというバンドのコピーライブをしました。
 バンドの根幹を支えるドラム担当である僕は、笑えないレベルのミスを手裏剣のようにシュパシュパと繰り出し続けたのですが、他のメンバーの素晴らしい演奏、観客の皆さんの温かい眼差し、そしてイースタンユースの曲自体が持つ熱いエネルギーによって、我ながら素晴らしいライブになったと思います。日記を読んでいるかわからないけど、組んでくれた2人、ありがとう。
 
 
 僕の所属する軽音サークルでは、月に1回定例ライブが開かれ、その都度、サークル内でバンドを結成して練習し、ライブに臨みます(これ就活のときに面接で飽きるほど説明しました)。
 僕はこのサークルでのバンド活動がとても好きです。時には、今まであまり話したこともなかった人や、歳の違う先輩後輩、などともバンドを結成して、演奏する曲を決めるための会議をしたり、スタジオで皆で曲を練習し、終わったら夕食を食べに行ったりしながら、交流を重ねていって、最後にライブをする。ライブはうまくいくときもあればもちろん散々な結果のときもあるし、反省もするけれど、メンバー達と1つの目的に向かってバンド活動に取り組んだ日々は思い出の木箱にしっかりと保存されて、何ヶ月経っても、イヤホンから曲が流れてくるたびに、それらの記憶が蘇る。音楽を通じてたくさんの人達と心を通わせることができるこの仕組みは、本当に素晴らしいものだと思います。もちろん、固定のバンドで自分達の音楽をひたすら追求していくのも、バンドの醍醐味の1つだと思うけどね。

 
 大学に入って3年半、自分の周りで時間は濁流みたいに容赦なく過ぎていて、それを意識しないまま学生生活を消化していたら、気付けば卒業まであと半年になってしまいました。これからもバンド活動では、1回1回のライブ、1回1回の練習、ドラムプレイの1打1打まで、尊いものだと心に留めて、しっかり大切に噛みしめていきたいなぁ。